インターネットを通じて、男女が出会いを求めてやり取りを繰り広げるサイト・出会い系。アメリカの映画でメールから男女が知り合って付き合うという「ユー・ガット・メール」のストーリーは、インターネット上で繰り広げられる恋愛模様としてとても注目されたので見たことがあるかもしれない。まあ、つまりは、見知らぬ男女が知り合うキッカケをつくるのがその役割なのだ。
初期の頃は、パソコンのメールやチャットがメインだったものの、携帯でもインターネットが見られるようになり、さらに出会いを求める需要が増すことになった。より手軽につかえる携帯版の出会い系サイトが急増するなか、残念な事件がおきたり、悪質な業者が参入するように。この部分だけをマスコミが大々的に取り上げらることで、悪いイメージのレッテルが貼られるようになったのだ。
出合い系サイトは本名を明かす必要がない。そのため、偽名を使った援助交際や詐欺、暴力事件などが増えていった。そんな無法地帯を規制するために、2003年に『インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律(出会い系サイト規制法・出会い系サイト被害防止法)』が公布、施行された。さらに2009年には個人確認が義務化され、登録する際には免許書等で年齢確認が必須となるなど、厳しくなる一方である。
そんな取締りとは裏腹に、迷惑メールが頻繁にきたり、男性が女性のふりをしてメールのやりとりをするなりすましや、ポイント消化を目的としたバイト要員の女性スタッフ(いわゆるサクラ)などの悪質な被害は頻繁におこっている。
とはいえ、その中でも運営がしっかりしている出合い系サイトも存在していることは確かだ。その証拠に、多くの口コミサイトやブログなどで「出会えた!」という声も多い。たとえ数は少なくとも、そんな優良なサービスを見つけて利用すれば、いい出会いがあるかもしれない。そう思って今日も当たりを探してメールを送り続けている日々なのだ。